そろそろ仕事辞めようか
以前に仕事を辞める関係の記事をいくつか書きましたが、私自身そろそろ仕事を辞めようと思っているので、どうして辞めることにしたかについて考えたことや決断の理由を書いてみたいと思います。
司法試験のために仕事を辞めるべきか悩んでいる人のご参考になれば幸いですが、「せっかく良い職についていたのに、お前に触発されて辞めてしまったじゃないか」とクレームをつけるにはやめてくださいw
1.このままでは司法試験に受ける気がとてもしなかった
以前私は「非常に優れた体力と気力があり」「非常に優れた素質・適性・集中力・記憶力がある」人でないと、フルタイムで働きながら合格するのは難しいだろうという話をしました。実際司法試験の業界ではこの見解が通説だと思います。
司法試験受験生がフルタイムで働くということ - 底辺司法試験浪人生の泥沼脱出記
残念ながら、私は過去にうつ病になってしまったこともあり、「非常に優れた体力」は失われており、残業なしで8時間働いただけでぐったりして本を読んでもなかなか頭に入ってこない状態になってしまいます。平日は4時間勉強できればよいほうで、ひどいと2時間も勉強できないまま寝てしまいますし、休日にも平日の疲れがたまっていて思うように集中できない(10時間机に向かっていてもその半分ぐらいしか勉強できていいないなど)という事態に陥っています。
また、元々優れた適性や記憶力があるなら、大学の4年間とローの3年間と浪人の1年ですでに司法試験に合格しているはずですし、残念ながら適性や記憶力も恵まれていないようです。
この状態では誰が見てもわかる通り、来年も司法試験合格は厳しいでしょう。一応5月以降の積み重ねがあるため、今年のように4000番台という酷い順位までにはならないかもしれませんが、同じ不合格であれば順位とかどうでもいいです。
今からガチっても合格可能性はそこまで高くならないでしょうが、ガチらなければ合格可能性は極めて低いものになってしまいます。
2.今からなら本試験まで息切れしない
本試験終了後はどうも力が入らず勉強しようと思ってもできなかったという方は多いでしょうが、私もその一人です(不合格濃厚だったので本試験終わっても欠かさず勉強自体はしていましたが、効率はよくなかったでしょう。)。
不合格が判明した9月時点では、このまま勉強ばかりの生活に耐えられる気がしないと思っていましたが(軽くバイトはしていましたが)、仕事でリフレッシュができたこと、しばらく勉強が思うようにできなかったこともありモチベが高まったこと、(同じく不合格となった)受験仲間が少なからずいること、ローの教授の支援が厚いこと、以前に比べると様々な理解が進んだこと等の理由からあと5か月なら何とか本試験まで体力・気力・集中力を持たすことができるのではないかと思うに至りました。
3.お金の面で心配がない
軽く介護負担こそあるものの実家暮らしのため家賃等の負担はなし、ミニマリスト的生活をしながら働いたこともあり6月まで持つだけの貯金はあり、親・親戚があまりに可愛そうな私の境遇を憐れんでか(非正規ワープアでブラック勤務だからなあ…)支援も見込めるので、お金の心配はひとまずなさそうです。
贅沢はできないですが、合格してから贅沢すればええねん。
4.続けるだけの価値が十分にあるほどの仕事ではない
契約更新の誘いこそありますが、非正規、ほぼ最低賃金(地方なので都会の最低賃金は下回る)、正社員の見込みありとは言っているものの実際ほぼない、ワンマン経営者による恫喝・暴言が当たり前の職場となかなかの労働条件。
一応、多少のキャリアにはなるかもしれない・将来に活かせる、残業はほぼない(残業しても割増賃金などない、サービス残業になることもあり)というホワイトな部分もありますが、ほぼ最低賃金で正社員でもないのにパワハラ当たり前の職場でさらに3か月いようという気にはならないですね。
これだけの説明だとブラック度は伝わりにくいですが、周りに詳しい事情を伝えつつ相談したら、みんな「そんなところ辞めろ」と言いますし、親からも「そんなところは辞めて良い」と余裕で了承されるぐらいの酷さなので、お察しです。
5.再就職ができないわけではない
20代後半でまともな職歴なしだとまともな会社にはなかなかいけないでしょうが、今いる会社の条件はバイトレベルなので、今と同等レベルの仕事ならさすがに見つけられるだろうという考え。
生活すらしていけなくなったら、さっさとこの世からおさらばする覚悟もあるので、へーきへーき。
6.ブログを書く余裕すらない
気づいたら1か月以上もブログを書いてませんでしたが、ブログを書く体力・気力もないのに勉強が満足にできるわけがないです。
ストレスの一番の原因は「人間関係」にあると言われたりしますが、仕事はそれほど忙しくなくても、サイコパスを相手にするのは予想以上に疲れるものなんですね。
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