底辺司法試験浪人生の泥沼脱出記

司法試験受験という泥沼に陥りもがきながらも平成28年度合格を目指す人間の生き様を記したブログ。幾多もの失敗経験から学んだこと、考えついたことを書いていきます。司法試験受験生や他の難関試験受験生等にとって少しでも参考になれば幸いです。

朝型生活をとるか夜型生活をとるか

 合格体験記をパラパラと読んでみたり、飲み会で弁護士の方と話をしていたりするとよくわかりますが、司法試験合格者と一言にいっても本当いろんな人がいます。

 今回は、朝型生活か夜型生活のいずれを採るのがよいかについて考えたことを書いてみたいと思います。

 まあ、結論からすれば自分に合う方を選べという話になるのですがね。

 

 

朝型生活(5時台や6時台に起きるなど早めに起きる)の特徴

●メリット

・朝の比較的静かな時間に勉強できるため集中しやすい。

・司法試験本番に備えて体内時間を調整する必要がない。

・仕事をしている方は仕事で疲れる前に勉強できるため効率が上げやすい。

・早朝から頑張っている自分に自信を持ちやすい。昼の段階ですでにそこそこ勉強しているため、「他の人と比べて勉強していない。やばいよやばいよ…」と焦りにくい。

 最後のメリットは見過ごされがちですが、私のようにすぐ他の人との比較をして不安に思いやすい方にとっては大きなメリットだと思います。

 

●デメリット

・仕事の効率が下がってしまうおそれがある(仕事がおろそかになるおそれがある)。

・飲み会があるとペースが崩されてしまいやすい。

・無理に朝早く起きようとすると睡眠時間が減り、記憶の定着にとって悪く、体調も崩しやすくなってしまう。

・人間の体は夜更かしは楽だが、早寝は難しい体質になっているため、朝型の維持は難しい(下記事参照)

tabi-labo.com

 維持が難しいというのと、無理をして維持しようとすると体によくないというのがデメリットですね。自然と朝型生活できる人には適しているでしょうが、もともと夜型生活になれている方にはお勧めできません。

 

 

○夜型生活(2時台や3時台に遅めに寝る)の特徴

●メリット

・夜は集中しやすく、寝る前にしたことを記憶しやすいという人間の性質に適合している。

・夜勤との相性はよい。お金を稼ぎながらも勤務時間中に勉強するというスタイルがとりやすい。

・半額弁当を買うことでお金を節約しやすい。

 二番目と最後の理由は裕福な方には関係ないでしょうが、 お金に困っている方にとっては見逃せない理由でしょう。

 

●デメリット

・午前中の時間帯にダラダラして、気づいたら昼まで勉強していなかったという事態に陥りやすい。

・司法試験本番に備えて、直前に体内時間を調整する必要がある。

・午前中の講義に参加しようと思っても、参加を逃すおそれがある。

 本番直前の調整以外は自分の気持ち一つで何とかなることですし、夜型でも自制心さえ持っていればそれほど問題はないと思います。

 

 

 双方のメリットデメリットを簡単に考えてみましたが、結局は人によってどちら志向がよいのかは違うでしょう。

 私の友人に、毎日深夜3時ぐらいまでとことん突き詰めて勉強してその結果授業には頻繁に遅刻していたという人がいますが、その人も合格していますし(社会人としての適正は問題)、合うか合わないかでどういう生活スタイルを採るかを決めるとよいのでしょう。